みかっち流ワイルドストロベリーの育て方

ワイルドストロベリーの育て方

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ワイルドストロベリーの育て方

ワイルドストロベリーの育て方


『特徴』
・野生種の苺なので、育てやすいです。
・北海道では帰化して、自生しています。
・香りが良く、寒さにも強く、休眠期(真夏・真冬)を除く
 年中、開花して実をつけます。
・結構強い植物なので、「ワイルドストロベリー」という名前が
 付いているらしいです。

『開花期』
 ・真夏と真冬(休眠期)を除く年中。
  ただし、気温や気象条件などにより、1年中開花して実を
  つける場合もあります。

『苗の植え付け時期』
 ・3月(朝霜が降りなくなってから)頃〜6月下旬頃
  が目安です。

『土』
 ・プランターや植木鉢の底にごろ石を敷いて、
  培養土を使用します。
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『水やり』
 ・乾燥に弱いので、土の表面が乾いてきたら、プランターや
  植木鉢の底からポタポタと水が出てくるくらい、
  たっぷりと与えます。
 ・日にちや回数を決めて水やりをするのではなく、
  土の乾燥の様子を見ながらがポイントです。
 ・水やりの時間帯は、朝か午前中にしてください。
 ・真夏は、日中の暑い時間帯を避けて、
  なるべく朝の涼しいうちに水やりをしてください。

『置き場所』
 ・日当たりと、風通しの良い所が望ましいです。
 ・そよそよと、さわ風が当たる感じが良いでしょう。
 ・台風などの強風時には、屋内か、
  風が当たりにくい所へ避難させてください
  (大事にしています)
 ・プランターや植木鉢は、そのまま置かずに、
  台などの上に置いて底の風通しを良くしたほうが、
  根が張りやすく良く育ちます。
 ・真夏の直射日光は極度の乾燥を招きがちなので、
  真夏の間は、風通しが良く半日陰になる所で
  育てましょう。
 ・真夏は、よしずなどで日よけを作ってあげても
  良いでしょう。

  『温度』
 ・一般的に0℃以上と言われていますが、名田植物園さん
  によると「マイナス5℃までなら大丈夫でしょう。」
  とのことです。
 ・厳寒地を除く日本中で越冬(冬越し)します。
 ・寒冷地では、冬場に「敷きわら」や「もみがら」
  などを敷いて、寒さ対策をすると良いでしょう。
 ・ホームセンターに「ミニ温室」が売られていますので、
  それを利用しても・・・。
『肥料』
 ・植え付けてから50日くらい経った頃に、
  肥料を与えます。
 ・培養土に肥料が入っていますので、しばらくは
  与えないで様子を見ましょう。
 ・葉っぱの色が、薄くなってくるサインも
  見分けるポイントです。
 ・その後は、
  4月〜6月頃・9月〜11月頃は、1週間に1回
  「液体肥料」を水で薄めて与えます。
 ・4月〜6月頃・9月〜11月頃は、1週間に1回
  「植物活性剤」を水で薄めて与えます。
 ・真夏と真冬の休眠期(花や実がない状態の場合)は、
  肥料を控えて、月に1回程度で良いでしょう。
 ・だだし、実や花がある場合は、季節を問わずに
  「液体肥料」「植物活性剤」を水で薄めて与えます。
 ・特に真夏の暑さに弱いので、「植物活性剤」の
  回数を増やして与えたほうが望ましいです。
 ・1月〜2月頃と9月〜10月頃に、有機肥料(お礼肥)
  を与えます。
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『竹酢液』
 ・虫や病気の予防に、水で薄めて葉っぱや
  土に霧吹きします。
 ・原液をそのまましようしないでください
  注意(枯れてしまいます)。
 ・霧吹きは、朝の時間帯が望ましいです
 (真夏は、日中の霧吹きを避けてください)。

『病気対策』
 ・うどん粉病などの病気になった場合は、
  病気になった部分を取り除いてください。
 ・梅雨の時期は病気にかかりやすく、
  アブラムシなどの害虫も発生しやすいので、
  様子を見て薬をまきます。
 ・葉っぱに虫食いの跡が見られる時は、要注意です。
 ・コガネムシは、葉っぱの表面だけを食べますので、
  それが見分けるポイントです。
 ・コガネムシが卵を産んで、その幼虫が土の中へ入り
  込んで根っこを食べてしまいます。
 ・病気でもないのに、急に株がグッタリし始めたら、
  植え替えて幼虫を取り除いてください。
 ・対策後は、株が元気になるまで肥料を控えてください
 ・「植物活性剤」の回数を増やして、
  半日陰の所で休ませてあげましょう。

『虫対策』
 ・普段は、竹酢液を薄めたもので予防します。
 ・アブラムシなどの害虫が発生した場合は、
  殺虫剤を使用してください。
 ・ナメクジは、こまめに取り除きます
 (ナメクジ避けを使用しても良いでしょう)。

『増やし方』
 ・3月〜4月頃か9月〜10月頃に、親株から
  ランナーを出して、ランナーの先に子株ができるので
  それで簡単に増やせます。
 ・ランナーの先にできた子株を土に植え込んで
  「U字クリップ」で固定して、根付くのを待ちます。
 ・根付いた頃に、はさみでそっと切り取りましょう。
 ・ランナーが出ない場合は、株分けでも増やせます。
  株分けの仕方は→こちら
 ・大株になると病気が出やすく、実のつき具合も
  悪くなりますので、植えてから2年目を目安に
  株分けしましょう。
 ・株分けしたら、油かすや有機肥料を追肥して
  定植させます(植物活性剤も忘れずに与えましょう)

『増やし方2』
 ・発芽率が良いので、種まきでも増やせます。
  (春まき):3月〜7月頃  
       ※3月、朝霜が降りなくなってから。
  (秋まき):9月〜10月頃
  (適温):15℃〜25℃
『その他』
 ・枯葉は、こまめに取り除きましょう。
 ・こまめに取り除かないと、風通しが悪くなって
  病気やカビが発生しやすくなります。
 ・「幸せを願うなら、食べないほうが良い。」という
  説がありますが、その場合でも実の収穫はしてください。
 ・普通の苺よりも実が小さく早く熟しますので、収穫し忘れ
  があると、カビが生えて病気の原因になります。
 ・実が乾燥してシワシワになると、種が採れます。
  「種をとろう!」は→こちら
 ・採った種を、春まき(3月〜7月頃)は、
  秋まき(9月〜10月頃)にまいてください。
  「種をまこう!」は→こちら


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